« DE MAINS DE MAITRE » (職人技)は絵画や彫刻で使用される芸術技法からインスパイアされたコンセプトです。
フレデリック・ボーが企画した魅惑的なイベントは、アートとチョコレートの素材を活かし、才能と想像力を主に醸し出し、職人のみならずおいしいものと美に興味のある、より多くの食通や健啖家にも提案しています。
« L’Oeuf» (エッグ)は共同制作であり、職人とアーティスト達が共に素材を通して手業を活かした展覧会であります。ピエール・エルメの後援のもとに 、この展覧会のスポンサーはショコラ芸術家パトリック・ロジェであります。およそ50点もの作品が展示されてるのは シェフ、職人、アーティスト、セレブ、若手作家、パティシエ、チョコレート職人、彫刻家、写真家、クリエイター、ビジュアル・アーティスト、調香師、セラミスト等が生み出した作品です。
« L’Oeuf» (エッグ)のテーマには様々な意味が潜んでいます。イースターのシンボルであり、クリエーション、出産、再生そして一新のシンボルでもあります。卵の形からは無限にインスピレーションが生まれます。
フレデリック・ボーから招待されたアーティスト、マリアンヌ・ゲリーは今回のテーマからとても繊細かつ大胆な彫刻を制作しました。それは陰と陽の卵です。混合する幾何学的なラインで読み取れるのは相補的と相違的、光りと闇、空と満のコントラストです。ヨーロッパのテーブルゲームでよく知られるミカドのように、黒と白の細い紙で鳥の巣のように作られています。大切な卵が宿る巣へのオマージュです。
様々な感覚が刺激されるオリジナル作品です!